全ては実話から
子供の頃、漫画を好きで好きで読んでいると母親から「あんたいつまで遊んでるの!?勉強しなさい」と怒られたが、小説を読んでいると「小説読んでるの?偉い偉い」と褒められた。
同じ読み物なのに何故こんなにも反応が違うのかわからなかった。
ただそこから楽しみながら、褒められる「小説」にハマっていったことが、自分の小説家を志すキッカケになったことは間違いない。
そして沢山の小説を読んでいて、面白い小説の共通点をいくつか見つけた。
実話が元になっているものが多いと言うこと。
特に感じたのがサスペンス物なのですが、我々凡人脳みそでは思いもつかない方法でサイコパスは人を殺めて、更に同期が想像付かないことも多い・・・
コレは小説家がどれだけ眠らず何年考えても思いつきません・・・
それは彼らサイコパスとの思考や快楽の感じ方が全く違うからです。
なので小説家は、困ったら事件を追うことが多いです。
その中で今回自分が注目しているのは、「出光のお家騒動」です。
これは現在の経営陣が、大株主の創業家の意見を無視し、強行突破で昭和シェルとの合併を企んでいることです。
出光自体は創業者が以前「海賊と呼ばれた男」のモデルとして描かれた事がありました。
しかし今回のお家騒動は、美談ではなくドロドロとしたお話しのモデルにできそうな感じです!
現・経営陣のやり方が汚すぎてそのまま小説にできそうです!
創業家の持ち株を、公募増資で減らして発言権を無くそうとしているのです!
そしてそんな無茶が裁判で正式に認められるということに・・・
こんなことが許されたら、今後株主の混乱が考えられる・・・
このまま結末までちゃんと見ていたいです。
このまま創業家が引き下がるのか、それともまだまだ戦うのか見ものです!