世界の偉人についてのブログ

偉人に関する話題を取り上げていきます!!!

偉人を扱った映画を見ると面白い

当然のことではありますが、私たちが生きている時代は、過去を生きた人たちが築いた歴史があるからこそ、それに続いて存在しているものです。特に何か大きなことを成し遂げるなどして、現在では偉人と呼ばれている人たちの存在は、その歴史を語る上で大きな意味を持っていると言えるでしょう。なのでそういった人たちが生きていた頃の歴史を知るということは、多くの人にとって興味深いものになり得るものではありますが、伝記の本を購入して読んだり、テレビの教養番組を見たりするといったやり方は、なかなかハードルが高いものだと感じる人が少なくないでしょう。偉大なことを成し遂げた人の話は、どうしても硬い内容になりがちですから、文字だけの伝記を読むとなると退屈してしまったり、淡々と事実ばかりをつなげて作られることの多い教養番組では、見ていて眠くなってしまったりといった恐れがあるのです。偉人の生きざまには関心があるけれど、小難しい内容の本や番組では最後まで見続けられる自信がないという場合には、そういった人たちを主人公とした映画、いわゆる伝記映画を見るというやり方が考えられます。
実は私自身も、伝記の本を読んだり教養番組を見たりするのはあまり好きではないのですが、映画はかなり好きな方なので、伝記映画を何本も鑑賞したことがあります。それらを見ると、何と素晴らしい人がいんだといったような感銘を受けたり、あの有名な人でもそんな苦労があったんだと意外な発見があったり、あんな偉大な人でも結構人間くさいところがあったのかと驚いたりと、その作品によって受けた印象は様々でしたが、そのほとんどを面白く見ることができました。
偉人を扱った伝記映画の魅力としてまず挙げられるのは、観客に楽しんでもらえることをある程度意識して作っているということで、退屈することが少ないという点です。そのために実際にはなかった描写が織り交ぜられることがないわけではないのですが、全くあってはならないほどの改変までは行われないでしょうから、大きな問題とはならないはずです。またある程度顔の知られた俳優が演じることが多いため、実際の偉人とのイメージの違いに戸惑うことがあるかも知れませんが、彼らの演技によってその人物に感情移入しやすくなり、元々抱いていたイメージよりもさらに魅力的な人物に思えてくることも少なくありません。歴史はあまり好きではないという人でも、ストーリーがしっかりとした人間ドラマという感覚で見られるため、とっつきやすいことは間違いないと言えるのです。