世界の偉人についてのブログ

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アインシュタインが遺した数々の名言

数多く存在する偉人たちの中でも私にとってとくに興味深い人物として挙げられるのが、「アルベルト・アインシュタイン」です。現代物理学の父とも評される彼は、調べれば調べるほどに不可解な偉人で、興味が尽きません。彼は1905年の「特殊相対性理論(Special relativity)」と、それを発展させた1915から16年の「一般相対性理論(General relativity)」により、人類がおよそ2000年にも渡る長い時間をかけて築き上げてきた世界の像を、根底から覆してしまいました。彼の考えが世に発表されるや否や、それまでの常識は常識ではなくなります。なにせ、彼の唱えた説というのが、時間や空間は恒久不変なものではなく、時と場合によって伸び縮みするものであるというものなのですから、当時に生きた人々にとっては、今まであった普通というものまで疑いたくなってしまうほどの衝撃だったことでしょう。
また、アルベルト・アインシュタインは科学的な成果のみならず、とてもユニークな考え方をする哲学者としても知られている偉人です。物腰は非常に柔らかく、とても大らかな人間性だったと言われる彼には、彼独自の物の見方・捉え方があり、それは彼の遺した数々の名言からも伺うことができます。「信仰のない科学は不完全だ。科学のない信仰は盲目だ。」という名言からは、彼が一科学者であると共に哲学者でもあったということを、明確に表している一言です。
そして私がとくに興味深いと思っているのが、「私は未来のことを考えたことはない。すぐに現実になるからだ。」という一言です。これは言葉をそのまま捉えれば、私たちが考える未来はすぐ次の瞬間であり、考えても仕方のないことだいうような意味に受け取れます。しかしほんの少し見方を変えれば、現実というのは私たちの思考が具現化したものであるというような意味にも捉えられるのではないでしょうか。現実になることというのは、全て自分の思考であり、だからこそ未来を考えることはしないと。
こんな風に、見方を変えるだけで色々な意味として捉えることのできる名言を、アルベルト・アインシュタインはいくつも遺しています。それこそが、彼が科学者であり哲学者でもあった証明だと、私は考えます。深い思考があったからこそ、素晴らしい偉人の一人であるアルベルト・アインシュタインは現代物理学の父と呼ばれるまでの人物となったのでしょう。