世界の偉人についてのブログ

偉人に関する話題を取り上げていきます!!!

偉人は時代に恵まれた存在だったのか

偉人と呼ばれる人たちは、時代に恵まれた存在なのかと考えることがあります。 アイデアというのは早い者勝ちですから、それを考えると先に生まれた人ほど有利なところがあり逆に後に生まれた人は不利な部分がありますから時代に恵まれなければ歴史に名を残すことができないとではと思うのです。

その一方で零から一を生み出すというのは何時の時代でも大変なものであり、前例のないものを作り出すというのは凡人にはできないことですから、時代を関係なしに誰よりも先に新しいことをしたというのはそれだけで価値が有ることなのかなとも感じます。 

時代を理由に何もできないというのは正に凡人の言い訳でしかありませんから、現代だから偉人が生まれないというのは決してそのようなことはないのでしょうが、これから世界を大きく変えるような何かを発見する人が生まれてくるのかなという気もしてしまいます。

ただ、実際には百年前の偉人についてもきっと今と同じようなことを言っていたわけで、そのような評価をはねのけて偉大な功績を残した人がいるわけですから現代でも凄い偉大な人物が出てきてもおかしくないはずです。 

例えば抗生物質なんかは今では当たり前のように使われていますが、登場してから百年もたっていないわけで近代にこれだけ大きな発見があったということは、これから何か驚くべき成果を残す人が出てきてもおかしくないですよね。

問題は偉大な功績を残した人がいたとして、自分がそれに気づくことができるのかということです。

現代の新発見というのは何につけても応用問題的なところがありますから、凄い功績を残してもインパクトに弱いところがあります。

ですから庶民にとっては凄さがわかりにくくなっているというのは、残念なところかなという感じがします。 癌の特効薬や画期的な治療法を個人が生み出したということになれば、それは大きな功績になって人類の歴史に名を残すことになるでしょうが、現代で一個人がそのような成果を上げるということは考えにくい部分があります。

特効薬や治療法のきっかけを個人が生み出すことができたとしても、それを実用化するのは製薬会社といった組織によるもので最終的には個人ではなく組織の成果になってしまいそうで、そうなると功績を残した人の名前が表に出てこないこともあるのではないかと思う時があります。

それだからこそ、そのようなことすら跳ね返すような偉人が今の時代にも生まれてきてほしいですね。